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【不登校】厳し過ぎる父親を変えることはできるの?

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問********************************

不登校1ヶ月過ぎました。

不登校理由も当初から私には話してくれていました。
私も厳しい夫も気持ちを切り替え見守って過ごし、
朝に起きれる日もあります。

完璧主義とプライドがあり保健室登校、指導教室は嫌がるので、
学校へのハードルが上がっています。先日焦りを感じた夫が息子に
発破をかけるつもりで、今後のことを聞こうとしてうやむやにされたのが
きっかけで怒って、部屋に閉じこもる時間が増えました。

夫は厳しい人です。

期待するが故に乗り越えろ、みんな辛いんだ、甘えるなといいます。
そんな息子は夫の話しは右から左だと言ってます。でも夫は私が
いくら訴えても自分のやり方を変えようとしないので、私が頑張っても
息子は自分を否定し、勇気を持てないでいます。

夫婦共、息子のことを思ってるのは間違いないです。
夫婦でやり方が違ってもいいのでしょうか。

どう夫に言葉がけすれば息子の接し方を変えてくれるのかと思います。

******************終わり******************************

……

回答:

このお父さんのタイプというのは、
一般的なお父さんの行動だと思います。

大部分のお父さんの考え方は、

「子どもは放っておいても自然に育つ。」


というものです。

母親の過保護が悪いと思い込んでいます。

不登校だろうが、それも人生経験の1つ
だから、自分で何とかしなくてはいけない。
それが人生だ、ぐらいに考えています。

それで無関心というか、自分で考えさせる
子育てをしています。

そして、ルールを破ったりしたら強く叱る
ことをすればいいだけだ、と考えている
お父さんも多いです。

不登校の家庭で、お父さんが無関心だったり
厳し過ぎたりすることで息子さんが自信を
持てない場合もたくさんあります。

この相談者のような状態になっているのは
不登校心理を考えると当然です。

父親が息子を見離したら、息子の存在価値は
なくなってしまいます。自暴自棄になって当然
なのです。

大嫌いな父親から認められなくても、息子は
平気です。

でも、好きな父親から認められなければ、
不安定になって当然ですよね。この子も
そういう状況にあります。

それで、最初に話しておきたい事があります。

親の教育と不登校は関係がありません。

関係ないので、関係はありません。

もし、本当にお父さんの態度が原因で
不登校になっているのなら、家に居れば
居心地が悪いのだから、学校へ行くはず。

例えば、恐いお父さんがいる場合。

父さんからめちゃくちゃに叱られるよりも、
学校へ行く事の方が苦痛だと、判断して
いるのです。

ここが分からないといけません。

私たちだって中学生の時に、少しぐらいは
学校を休みたい気持ちはありました。

でも、親に叱られるのが嫌だから眠い目を
こすりながら、小走りで学校へ通ったのでは
ないですか?

だから、親が恐いなら学校へ行くはずです。

同じように、無関心の父と一緒にいる
ぐらいなら、学校の方が楽しいはずです。

これをわかることで不登校解決に繋がります。

この不登校の感情の理解ができないままだと
不登校が中学卒業まで続いていきます。そして
引きこもり生活になる可能性が高いです。

親子の断絶は、不登校の将来を奪います。

息子さんの多くは「父に認めてもらいたい」
という、ごく当たり前の感情を持っています。

お母さんではなく、お父さんです。

これは動物的な本能だと思います。

お母さんには優しく包み込んでほしい。
お父さんには大人として認めてほしい。

子どもの持つ自信は、母親の優しさと
父親から認められる事の両方です。

だから、お母さんだけがどれだけやっても
動かない。お父さんの姿が見えなければ
子どもは本当の自信を持てません。

「どうして、お父さんはわかってくれないの?」

この心の動きを理解する事です。

「でも、無関心の父親を動かすことは
私には出来ません。」

と、言われそうなので、その方法を話します。

では、どうすればいいのでしょうか?

おそらく、ここまで今の時点で関わらない
お父さんは変わらないはずです。

相談者さんもそうです。

父親から直接褒める、認めてもらえれば
いいのですが、そうはいきません。

そこでお母さんが代わりにやるのです。

「身代わり会話法」です。

無関心、無口な父親ではなく、お母さん
自身が言ってあげることが大切です。

こんな風に言っているお母さんがいます。

「あのね、お父さんはね、お母さん
には、あなたのこと、よく話すのよ。

いつもあなたの可能性を信じてくれている
んだよ。お父さんだけだよ。

”あいつはすごい奴だよ、将来、出世する
からな、俺は信じている”って、お父さん
言ってたからね。」

・・・


こんな声掛けを、あなたが父親の代わりに
やってあげるのです。

お父さんが直接言う必要はないです。

お母さんが伝聞の形を取ればいいですよね。

これだけで、息子さんに勇気が戻ってきます。
学校へ戻る気持ちも出てきますよ。

それでは、まずは子どもに自信を持たせる
ように、父親の代わりの声掛けを言って
あげてください。

それが今できることですよ。

では、また。

青田


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不登校教育研究所 代表
青田 進


<今までの不登校教育実績>
再登校させた数=3919人
不登校の大学進学率=約92.7%
不登校教育歴=約21年
不登校講演会の参加者数=約7671人
現在、教育中の不登校生数=約723人

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