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【不登校】保健室登校・適応指導室への登校が上手くいかない子

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問********************************

中3の娘の事です。中1の5月を過ぎた頃から不登校です。

学校へ行かれなくなってしばらくして、保健室登校をしているときに、
お友達が休み時間に訪ねてくれたりしていました。

中1の夏にある学校行事で学校へ復帰したいと考えていましたが、
友達の『行事の前には学校へ来ないとダメだよ?』の一言で引きこもり、
暫く学校へいかれなくなりました。

再び、保健室登校を開始、友達の目を避けるように通いながらも
別室登校を始めましたが、学習支援の先生と上手くいかなくなり、
適応教室へ通い始めました。適応教室の先生にも慣れた頃、
先生の機嫌が良いとき悪いときがあり、怯えて通えなくなり、
適応教室をまた変えて通い始めました。

ここの適応教室は小学生のお子さんもいて、先生にも話を
聞いてもらえなくてつまらないと言っています。

高校進学を控えながら、私は何処へ行っても上手くやれないと
自信をなくしています。どうしてあげたらよいのでしょうか。

******************終わり******************************

……

回答:

保健室登校、別室登校、適応指導
教室登校、学校のクラスに入れない子の
ために、いろいろな教室があります。


もちろん、合う子もいれば、合わない子も
いるのは当然です。

私の学校にも中学時代に不登校で学校へ
戻れなかったけれど、適応教室の先生と
合って、ずっと通っていた子がいます。


逆に、合わずに1日で通わなくなった子も
います。

適応教室に通えないからダメだとか、
そういうふうに考えなくても良いです。

中1から不登校が続いていて2年になる
ので、怯えたりするのも当然あります。
自然な反応だとも言えます。

おそらく、どこへ行っても合わないと思います。

合わないから不登校になっています。
だから、合う環境を作らないといけないです。
そのことがわからないと不登校は解決できない
ですよね。

このまま同じ対応をすれば、高校進学しても
同じようになり、退学してしまいます。


そうなると、高校にも行かず家に引きこもる。

親がずっと面倒をみつづけることになります。

ここで正しい対応をすれば、再び元気に学校へ
通ってくれるようになります。家族に笑顔が
戻ってきます。

なぜ保健室、適応教室がダメだったのか?

これはお母さんが不登校の原因について
理解していなことが理由です。

保健室に行こうが、適応教室に行こうが、
不登校の原因は何も解決されませんよね。
子どもはそのままです。

周りの目が気になるぐらい、この子は以前から
周りに合わせて生き続けてきました。


それが思春期を迎えて、自分らしさが出て来た
にも関わらず、同じように自分を抑え続けて、
ストレスが溜まり、体が動かなくなり、不登校に
なっています。


つまり、自分らしさを出せるようにならない限り
不登校は解決しないのです。

しかし、保健室も適応教室も、自分らしさを出す
活動は何もやっていないはずです。ただ、そこへ
通うだけです。

本来、別室登校、保健室登校は長くて2週間
程度が限度だと考えています。


それ以上の場合、その別室で不登校教育を
していかなければいけません。それをせずに
待ち続けてしまうと、この子のようになります。


もちろん、これは私の考えなので、お母さんの
考え方もあります。

適応教室の方針もあります。

どれが間違っているわけではありません。

合う子もいれば、合わない子もいます。でも、
それを言い続けたら、合う所を探し続けないと
いけません。

学校はどこに行っても、そんなに変わるものでは
ありません。

同じ地域にある、同じ地域に住む人たちが
いる環境ですから、変わりはほとんどないです。
だから、私は探すよりも、作った方が早いと
思っています。


では、どうすればいいのでしょうか?

今通っている適応教室で自分らしさを出す
トレーニング、教育をすればいいですよね。

この子が何が得意で、どこに感性がある
のかがわかりません。親御さんならわかると
思います。それに合わせて、自己表現する
機会を作ればいいです。


例えば、読書が好きな子がいるのなら、
その本の内容で人前で話をさせてみる。
議論させる、文章を書かせてみる。


色々な自己表現ができます。

そういう機会を与えることで、人に合わせ過ぎる
部分を改善できるようになるのです。

待っていても、何も変わりません。

今すぐ、変化を起こしてみてください。

では、また。

青田


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プロフィール

不登校教育研究所 代表
青田 進


<今までの不登校教育実績>
再登校させた数=3919人
不登校の大学進学率=約92.7%
不登校教育歴=約21年
不登校講演会の参加者数=約7671人
現在、教育中の不登校生数=約723人

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