「不登校解決」ブログ
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何度も不登校を繰り返す子どもの特徴とは?
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問********************************
六年生の女子です。頑固で生真面目な所があります。
5年生の3学期ごろ、みんなから責められたり
したことが原因でストレスをためて休み始めました。
春休みの宿題もノートを広げると嫌な記憶が呼び起こされ、
手をつけられませんでした。それをひどく叱ってしまった経緯が
あります。
六年生になっても、拒否して、放課後登校を経て、なんとか
親子の信頼関係が建て直された頃、5月末の修学旅行前になって
やっとクラスに戻れるようになりました。
ある日1人の男子にキレて、翌日からまた行けなくなりました。
いけなくなった時に、思い切って休ませる勇気をわたしが
持てなかった事も原因かもしれません。もしキチンと受け止めて
あげてたら、元気になって通い、また休んで。と繰り返していた
かもしれません。
出る間際に行きたくないとしょんぼりしてしまい、家を出られません。
無理やりはしないように教育相談で言われています。
どうしたらあと一歩の勇気が出るのでしょうか。
******************終わり******************************
……
回答:
ずっとお母さんは自分を責めています。
これ以上自分を責めないでください。あなたは
母親として、できる限りの事をやっています。
親にも失敗はあります。
間違いだと気が付いたら、そこで改善したら
いいですよね。それが成長です。子育ては、
親も初めてだから、完璧にはいかないです。
まして、不登校は誰も経験がないですよね。
何度も不登校が続ているのは、原因が何も
解決していないからです。不登校になって
いるのは、すべて学校での出来事が原因
ですよね。
お母さんの対応の問題ではありません。
これに気が付いてもらわないといけません。
親が自分が不登校の原因だと感じると、
間違った対応をしてしまいます。そのせいで
不登校が悪化している家庭がたくさんあります。
不登校の原因は学校だけど、それを長期化
させているのは親の対応だったりします。
問題の本質を間違わないことです。
不登校の原因は何か?
それは、自分らしさを学校で出せないこと
です。我慢ばかりして、周りに合わせ続けて
いることでストレスが増えています。
真面目で優しいです。
周りが不真面目だと、許せないです。
でも、それに対抗できるわけでもないです。
我慢して、我慢して、限度がくるのです。
単純なことですけど、我慢のし過ぎです。
真面目な子ほど、我慢が強くなります。
では、どうすればいいのか?
学校で我慢して、ストレスを溜めるから、
不登校になっているのですよね。
学校で我慢しなくてもいい環境を作る
ことが必要です。それについては、何も
やっていませんよね。
そこが問題の根本です。
家でどう対応するとかばかりに目が行き
がちですが、違います。
多くの専門家は、学校をどうするかという
話はしません。子どもが問題なのだから
子どもを変えようとばかりします。
それでほとんどの方がつまづいています。
子どもは変えられないです。
私は学校の人間だから、学校が変わるしか
方法がないのを知っています。不登校の
子が急に強くなるわけがありません。
だから、最初は、学校が不登校の子が
我慢しなくてもいい、自分を出せる環境を
用意してあげることが大切です。
親の立場だけで不登校を見ていると、
学校を変えない前提で対応しようとします。
それでは、いつまで経っても改善しません。
じゃあ、この子は何が得意で、何に感性を
持っているのでしょうか?それを我慢して
いるから不登校になっていますよね。
それを見抜くのが、今やるべきことです。
その活動を通じて、自信を持てるようになる
のです。そして自分をらしさを堂々と出して、
周りに合わせすぎなくなります。
学校に楽しみがないから、家から出られない。
「学校が楽しいわけないじゃないですか!
我慢していくところが学校ですよ!」
と、言われそうなので、答えておきます。
確かに、授業などは面白くないのかも
しれません。でも、友達といるのが楽しかった
はずです。クラブ活動も楽しかった。
不登校の子は、友達と居ても合わせるから
辛いんです。楽しくない。
本当に何も楽しいことがないんです。
その状態の学校に、行くわけがないですね。
不登校に対する認識を変えないといけない
ですよ。
それでは、今すぐ、子どもの感性に合う
活動が学校にあるのか調べてみてください。
これが不登校教育の第一歩ですよ。
不登校の問題の本質をしっかり理解する
ことです。
では、また。
青田
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2016-09-21
不登校
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